キューピーのシャドーボックスをつくろう
  〜 おみやげのグリーティングカードから 〜














おともだちのKiyochuさんが神戸のお友達に会いに行った
時に購入したポストカードをシャドーボックスに…という掲示板での話題から制作が始まりました。

左・下のなかから侃々諤々の末、今回は左三番目のクリスマスプレゼントのカードを選びました。

掲示板の長いスレッド、楽しかったね(#^.^#)





送っていただいたカードを元に複製(ひみつ)。

それをコピーしてカットデザインを考えます。





これがKiyochuさんにお渡しするカットのテキスト。

@〜D番までのカード別に切り抜いたものを
コピーしてあります。
切り方などはまたあとで。





こちらは貼り順のテキスト。
後ほどモデリングの仕方や接着剤の使い方、貼り重ねる高さや角度なども説明します。





始めの相談では、普通の絵画用の額で箱を作りましょうということでしたが、変更。
3-D用額を送ります。
もともとカードと額の縦横寸があっていないので、覗き込んだときにも綺麗なようにこちらで内装工事させていただきます。
画像では見えませんが、かわいらしい白い小花の色画用紙をげたの四方と土台に貼り付けました。





こんなふうになりました。

ガラス内側のマットもカードに合わせてカットしてもらいました。





このあと、Kiyochuさんが作品をまた作られるかどうかわからないので、無駄な材料は購入していただくことは避けます。
土台にスプレー糊で一番目のパーツをはりつけます。
額の裏板と土台を兼ねることになります。

あ。 ガラスに模様を入れてみたのですが、いかがでしょうか?





こんな感じです(^^)v  エッチング。

マットと重なっている部分なので
わかりにくいですけれど、ちょっとかわいいでしょ?





ここまでが、こちら側で今回準備したものです。

@額 内装済み と、土台
Aカッティングマット
Bモデラー
Cピンセット
Dモデリング時の下敷き用スチレンボード
E切り抜いた残りのカード

カッター、シリコンはご自分で用意して
いただきました。





それでは切る、貼る…という手順ですすめます。

まず、輪郭線のすぐ外をゆっくり鉛筆で線を引くような感じできります。
右利きなら常に輪郭線の右側から時計回りで。
紙の厚みに対して中央に向かい斜めに刃を入れて下さいい。そうすると、切り抜いたパーツの切り口が斜め内側向きの断面となり、貼り付けた時に綺麗です。





ゆっくり切ってね。切り口がぎざぎざにならないように。曲線は滑らかなところならばナイフを回すようにしながら切ることが出来ますが、上記の丸い腕の付け根等は刃を少しずつ出し入れする様な感じでさくさく切っていくと上手く切れます。
また、ぐるっと周ってきて左のようにとれていない角がある場合、手でちぎらないで裏からカッターで刃が入っていない部分を切り離してください。





ところで、カッターですが。
みなさんいろいろなものをお持ちですよね。
刃の種類によって耐久性が違うのですが、色々試して私はこれが一番細かいものが切りやすいと思います。ただ刃先は消耗が激しいので、このような作品でも一枚のカードにつき替え刃二枚程度使います。





軽く鉛筆で線を引くくらいの力での切れ味、をもって取替え時を見てください。
刃先が0.5ミリくらい折れていることもあります。

刃の取り替え方は、ペンの部分とセット部分を
まわしながら刃をはずします。





切り抜いたパーツは失くさないように"フエルアルバム"みたいなのに挟んでおくと貼るときにもパーツを見つけやすくて便利です。

切り抜く輪郭線がはっきりしないパーツとか、どこから切り抜いたのかテキストではよく解からない…などがあったら、切り抜き後のカードの残りを材料の中にいれてあるので、参考に見てみてね。




では、引き続き貼る作業に進みます。
モデリングやシリコンのおき場所、高さと角度の参考にしてくださいね。始めましょう。
準備するものは、シリコン・モデラー、カッター(のペン先と反対側を使います)**1
竹串または爪楊枝・ピンセット・ティッシュ
モデリングの下敷き用スチレンボード**2

**1 マドラーみたいなものとか筆のお尻など代用品でもOK
**2 印鑑マットとかふわふわタイプのマウスパッドなどでもできなくない





モデラーでパーツを形成していきます。

こするのは、丸みを帯びた方でこすってね。





パーツの切り口をつぶすように、中心から外に向かい5ミリ幅くらいでこすってください。





一周してきたら、今度は必要なポイントを。
この最初のパーツでは、あとから貼る重ねるものがこないところ = 出来上がった時に一番上にくる部分をやります。






表に返してみると向こう側の足ですね。
ふっくらした足にみえるように、くるくるとモデラーを動かしてください。




表に返して、膨らみ具合をみてね。
もう少し全体的な丸みが欲しければ画像のように指先でやさしく丸めて。





こちらのキューピーでは道具の使い方をひとまず説明していきます。
モデリングをしたらパーツを貼り重ねていきます。
竹串に小豆粒くらいの大きさ・形でシリコンをとります。





顔にそれをふたつほどおきます。
シャドーって必ず横から重なり具合を覗くので、こういう風にしておくときれいです。





一回ずつシリコンの蓋はしめてください。
チューブの中身全体が硬くなってくると、作業の後半になって細かいパーツを処理する時に少量のシリコンが取りづらくなってしまいます。








シリコンをおいたら、竹串の先をティッシュでふきとります。
先を綺麗なままに保つと少量のシリコンが綺麗に運べます。




貼るときにパーツをピンセットで運びましょう。

ただ、ピンセットではみ出したり余分なシリコンを取り除いたりするの… やめたほうがいいです。
次の作業で、別のパーツが汚れます。
仕上げ材の種類によっては、その部分だけ光沢が乗らないこともあります。





左側のキューピー

全部を貼り重ねて右側から覗いたところ






正面から見たところ。
机上で作業するのですが、貼るごとに持ち上げて正面からズレを確認します。
上からみて大丈夫でも水平にしてみるとぶれが見つかることがあります。





左からみたところ。
パーツ毎の高さや角度、わかるかな?
羽は、"羽の方にシリコンを乗せて顔と肩のあいだに挟み込むように接着してください。
手前に立たせるように貼るとかわいいですよ。






では、右側のキューピーでシリコンの量とおき場所を参考にしてみてください。

こちらのキューピーの顔は左が低く右側が高く。なので左よりにシリコンを二箇所おきました。
後半に貼り重ねた画像があるので参照。





胴体です。
胸の辺りにたっぷりと手前の足先に少量を
角をたたせるように二箇所おいてください。





太ももの内側に一箇所。
あずきふたつぶくらいかな。

★印のあたりをぴったりくっつけてください。





こちらも腕の付け根にひとつぶ。
シリコンははみ出さないくらいの量に考えてね。





ちょっと画像がぼけていましたが、
太ももの重なり具合はこんな感じです。





さて、リボンのパーツに入ります。
このパーツは手に持ってる部分が結び目よりも高く(手前に)きたいので、パーツの上からこすってください。






プレゼントの箱。
ピンセットと指先をつかい、角に緩やかな折り目をつけて。











方向の違う縦の折り目は
指だけでやさしく折り目付けする。






モデリングおわりの状態
リボンは貼るときに箱の角に当たるところを少し折り曲げてください。





ふたつのパーツを結び目のところと折かどのところにシリコンを置いて(計三箇所)、合体させてください。





シリコンをたっぷりと五箇所においてください。
三つのパーツを高さの具合がつりあうように、また、体の角度をつけてキューピーが振り向いているように貼ってください。






右側から覗いたところ





左側からみたところ






正面から。
あとリボンの細かいパーツだけです。
がんばれ。





それから…
わたしの作っているものの土台、この後もう少しアレンジを加えるため大きい土台に焦げ目をつけた1番のカードを施しています。




リボンの結び目の向こう側のパーツ。このように、表面からみてそっている、丸く膨らんでいる…など、それぞれのパーツの形を考えて、裏からモデリングするのか表からモデリングするのか考えながらやってみてください。
おぉ、こういう小さいパーツなんですけれど
撮影のためここではありませんが、モデラーを持つ反対の手を必ず添えた方がいいです。ぴこっとどこかへ飛んでいって行方不明になることがありますよん。




Kiyochuさんにお渡しした材料ではここまで貼りあがったら後は額にはめてできあがりとなります。

この作品では仕上げ用のつやだしスプレーはかけない方がやさしくていいとおもいます。


わたしはこのあと、もう少し作業を続けます。
仕上がりをおたのしみにね。








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